標高190センチメートル

190cmの世界一周旅行記、写真10万枚、ブックレビュー、コラム等等。生き様赤裸々。

 

疲れたよパトラッシュ
2006_06_10_パトラッシュ、疲れたよ
190cmです。ベルギーに来ました。アントワープと言う街にいます。ここは「フランダースの犬」の舞台の街です。「疲れたよパトラッシュ」は筆者の口癖でもあります。
写真はノートルダム大寺院の祭壇で、絵はルーベンス作。ネロとパトラッシュが死んだ場所でもあります。

2006_06_10_ノートルダム大寺院正面
これはノートルダム大寺院の正面です。塔か片一方しか無いんですね。何でも建設中に火事に遭い資金が尽きたんだそうです。
「フランダースの犬」は日本では“真の友情の物語”といわれる事が多いですが、筆者はあまりそう思っていません。
極貧で両親の居ない不幸な少年が、最後の肉親おじいさんに死なれ、金持ちに陥れられ、仲良しの女の子と引き離され、最後の頼みの絵画コンクールに落選し神に見放され、誰も助けてくれず飼い犬と共に教会で行き倒れ死んでしまうお話です。哀しくないですか?
ベルギー人はこの話が嫌いだそうです。「そんな冷たい国民じゃない」んだそうです。

2006_06_10_キリスト降架
これはネロが最後に一目でも見たいと願ってノートルダムに死にに行った理由の一つ、ルーベンス作「キリストの降架」です。昔は銀貨を払ったお金持ちしか見れませんでした。

2006_06_10_フランダース像
これはネロとパトラッシュを記念して立てられた像です。アントワープ近くのホーボーゲン村にあります。ネロとおじいさんが住んでいた村です。
 と、まるで実話のようですが、この話はフィクションです。しかし実在する建造物や街、芸術家の絵をふんだんに使ったお話なので、作中ネロが毎日通った小道なんかも残ってます。

フランダースの犬と日本人
2006_06_10_トラム線路
これはネロがホーボーゲンからアントワープへミルクを運んだ道です。
実はこの話、ベルギーでは超マイナーだったようです。逆輸入して観光開発用に普及したような…。アントワープはまだしも、ホーボーゲンまで来る観光客は日本人くらいだそうです。アンワープの観光案内所で日本語のガイド売ってますし、行き易いのですが、やはり日本はTVアニメの影響が大きいようです。観光案内所の兄ちゃんにも「ジャパニーズアニメーションをお前も見たのか?」と聞かれました。

2006_06_10_風車
これはネロが放火の濡れ衣を着せられた風車小屋のミニチュアです。ちゃんと実物もあったのですが、だいぶ昔に解体されてしまったようです。観光用に復活させる動きがあるそうです。
ちなみに筆者はアニメーションの「フランダースの犬」を小学校の昼食の時間に教室で見せられていました。他にも連続ドラマ小説「春よ来い」なんかも見せられていた気がします。

2006_06_10_ハーバーゲンの教会
これは作中ではネロとパトラッシュが風車放火の濡れ衣を着せた張本人粉屋の主人の罪悪感によって丁重に埋葬された事になっている教会です。
この話の凄いところは登場する建造物や道、時代背景等が殆ど全て現実と一致するところです。
実は現実にもホーボーゲンには金持ちの粉屋がいて、さらに1872年当時(フランダースの犬が書かれた年)12歳の一人娘がいたそうです。これは物語の登場人物アロアと一致します。


アントワープあれこれ
2006_06_10_教会祭壇魚眼
これは聖ヤコブ教会と言う教会で撮った魚眼写真です。この街も教会が沢山あります。しかし非常に奥まっていて、大きく全景が撮影できない哀しい立地でした。

2006_06_10_ダイアモンドいっぱい
これはダイアモンドを売る店です。実はこの街、ダイアモンドの取引量&研磨量が世界一だそうです。筆者はユダヤ人街に宿泊していたのですが、そこに行くまでの道が軒並み全て宝石店でした。100m以上あった気がします。凄いですね。女性がショーウィンドーで立ち止まって道をふさぐので迷惑でしたが。男性はサッサと歩いていってしまいます。

2006_06_10_路地からのノートルダム
向こうの方にノートルダム寺院が見える路地の風景です。路面電車も走っていますね。基本的にのどかで良い街です。観光客が多いエリアを出れば、ですが。あとやはり移民は多いですね。中心街に行くと観光客&移民が三分の二以上は居る気がします。ベルギー人は何処?と言った感じです。

今日の玉

これはネロとパトラッシュが天に召されていったであろうノートルダム寺院前広場の空です。
2006_06_10_ノートルダム広場魚眼



今日のテクスチャー

アントワープ地下鉄のホームの壁です。
2006_06_10_地下鉄壁
この街の地下鉄は路面電車を地下に引き込むと言う中々面白い事をしています。なので二両しかないのですし、途中から地上に出ますのでメトロかトラムか表示がごちゃごちゃで混乱します。



今日の萌 in the world

小さい写真で申し訳ないですが、この中に人間がいます。果たして、何人、どれが人間でしょうか!?
2006_06_10_大道芸人



今日の撮影枚数685枚
10万枚まであと76486枚

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by 190cm | Comments(4) | TrackBack(1) | Category [欧州]



Comments

最後のブロンズ像に扮した人、わ、分からない。
一人だけ、奥で下向いている人物は前面が黒くなってないから人間?
あと、一番上で腕を上げてる人物は、
足下に溶けた塗料が流れた跡があるから銅像かな?
そうやって見たら、その像以外全員人間ではというのがワタシの推測。
ちなみに、画像の左側にあるハシゴももしやブロンズ仕立て?

by Algerine at 2006年06月12日 11:44

上の答えが知りたいんですが・・・^^;こんなところでパントマイムしちゃってる街頭芸人さんがいちゃったのね、ベルギーに。

by ayumi@saar at 2006年06月12日 16:28

190cmさん、こんにちは。「A dog of Flanders」をすっかり思い出しました。本でも読みましたしアニメも見ました。124年も前に書かれたのですね。本当のお話のように思えてしまいます。『今日の玉』ネロとパトラッシュにお花を捧げたくなりました。それにしても写真がきれいでいつも空が素敵ですね。***人間は3人?ギブアップです。時間にしてどのくらいこのポーズをしているのですか?

by mari at 2006年06月12日 19:50

皆様、実は全部ブロンズです。。。なんてのは冗談です。真ん中の奥まったところにいるベレー帽で正面向いている人が人間です。一人です。他は本物です。

Algerineさん、鋭いですね。肉眼でも動くまで解らないくらいなんですよ。

AYUMIさん、大道芸人は割りとどこにでもいますねぇ。結構街を彩っていて良い感じですよ。

MARIさん、大道芸人はたまに動いてポジションや姿勢を帰るみたいですが、昼から夕方くらいまではやってそうです。お金あげるお動きます。

by 190cm at 2006年06月13日 08:51

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