2006年11月27日:コルカタ インド 最後の日
コルカタ
190cmです!インドでリクナビに登録した大学4年生(休学中)です☆
リクナビから来るメールは全部迷惑メールにぶち込んでます☆
今コルカタにいます。正式名称はカルカッタです。
この辺はベンガル人と言う民族が住んでいます。ヒンズー語ではなくベンガル語を喋ります。デリーやアグラのインド人より色黒で田舎臭くした感じがしますが、人は若干良くなった気がします。
さて、コルカタと言えば人力車です。日本の人力車と殆ど同じです。何故なら日本から輸入したからです。戦前の話ですけれどね。
インドで活躍する自転車タクシーや三輪自動車タクシーは「リクシャー」と呼ばれますが、語源は日本語の人力車です。
筆者も乗ってみました。日本では既に観光に特化して高価な乗り物ですがココではTAXIより安い乗り物です。吹さらしでノロノロ走るので撮影しながら乗れます。
日本人は人力車はTAXIより高いという先入観があるらしく高額をポーンと払うそうで、地元民価格の3〜4倍くらいは吹っかけてきます。
さて、インド社会を象徴するような一枚です。小学生が人力車に乗って通学しています。違和感を感じるのは筆者だけでしょうか?小市民な筆者はTAXIで学校から帰った事は事故で病院に送られたときくらいでしたが。。。
インドは貧民が沢山いるイメージがあるますが、日本人が想像もつかないようなレベルの違う金持ちがいる国でもあります。旅行者と接するような場所に居ないのでわかりませんが。
しかも金持ちはほぼ世襲です。対処療法的に海外から貧困者へ援助するのも必要ですが、こういう人たちをどうにかしないとまずいと思う今日この頃です。
まあ、人力車に乗っている小学生が超金持ちかと言えばそんな事はありません。人力車通学の学生さんは沢山いました。カースト制度のなせる業でしょうか。TAXIで下校しているでぶっちょ君もいました。
日本は戦後、総中流社会が表面上は定着しているのでカルチャーショックを受けそうな場面ではあります。
日本政府これからまた格差社会に戻す方針だそうですので、どうなるか解りませんけれども。
これはゴミを漁っている乞食…ではありません。この人は「ゴミを集めるカースト」に生まれてしまったインド人です。物乞いもしません。しっかりゴミを分別してます。
賤業と言われる清掃やゴミ収集を専門にやるカースト、つまりスードラ(不可触賤民)です。
誰もやりたがらない仕事は、日本の場合高給がつきますが、インドの場合はそれ専門の人間に薄給でやらせています。
さらにやっている人は全く教育を受けていないので自力で状況を改善出来ないんですね…。
カースト制とは
前回インド来たとき、ガンジス川のボートに相乗りした日本人の大学生はカースト制の名前すら聞いた事無いと言ってました。日本にいるならまだしも、あんた今インドにいるんだろ?あんたが嫌がっている物乞いは日本のホームレスとは違うんだよ?と。
カースト制度は日本の江戸時代流に言えば士農工商エタ非人みたいな身分制度の事です。
インドでは一番上に僧が、次に王族や武士、その下に様々な細分化され明確に決められた職業カーストが並び、最後にスードラと言う、人間の形だけど人間じゃないとされる穢れた存在が来ます。
生まれてから死ぬまで洗濯をし続ける洗濯カーストやトイレ掃除をし続けるカースト、チャイ(お茶)を売り続けるカースト等等。人が嫌がる仕事、儲からない仕事ほどカーストが低い気がします。
元々は古代インドを征服した白色アーリヤ人が肌の色で人種差別を始めたものだったそうです。
カーストは完全に世襲制です。近代化による社会の変化でカースト間でも所得の逆転が起きているようですが、それに伴い、金持ちの低カーストから貧乏の高カーストに嫁いだお嫁さんが、持参金だけ取られてガソリンぶっかけられて焼き殺される事件がよくあるとか…。
インド政府は公式にはカースト制度を廃止しています。
インドの偉人ガンディーさんはスードラ階級をハリジャン(神の子)と呼び、開放を目指しました。が、旅行すれば一目瞭然ですが、全く開放されていません。昔よりはマシなのかも知れませんけれども。
※読者の方からガンディーが開放を目指した「ハリジャン」はスードラより更に酷い扱いを受けているカーストの外の存在、アウトオブカーストの事だと訂正頂きました。
カーストの中の存在ならば、生まれ変わればスードラもバラモンになれるかも知れないが、アウトオブカーストはそもそもカーストの外の穢れた人外の存在なので、転生しても永遠に報われない定めとされているそうです。
因みに南インドはキリスト教徒が殆どで、カースト制度も無く、全く違う社会風土が広がっています。
弱者を救う人がいないわけじゃありません。これはマザーテレサハウスです。そう、あのマザーテレサです。街中に埋もれるようにありました。マザーハウス。
各国からボランティアがやってきて働いているそうです。
観光地
ガイドブックに載っているコルカタの観光名所、寺院や教会は全て内部撮影禁止です・・・。萎えますね。
これはイギリス統治時代の建物で、ビクトリア記念塔といいます。イギリスの統治の前はムガル帝国と言うイスラムの帝国に征服されていました。
これは聖ポール教会です。ヨーロッパで見た教会と瓜二つですね。イギリスは教会を建てたりはしつつも宗教を押し付けません。直接税金を大衆から巻き上げる任はインド人にやらせたり、ヒンズーとムスリムの対立を利用したりと、統治の仕方が中々狡猾です。
過去、統治時代にインド人の民衆をイギリス軍が虐殺した事件がありましたが、その時命令したのはイギリス人将校、実際殺戮を繰り広げたのはネパールから出稼ぎに来てたグルカ兵でした。
今日の玉
ビクトリア記念塔の空です。
今日のテクスチャー
ビクトリアさんの大理石です。すべすべ…。
今日の萌 in the world
可愛いインド人です。
今日の撮影枚数479枚
10万枚まであと枚38213
トップの地球儀をクリックすると今までの旅の経過が解ります。
地球儀の下の何処なのCOMをクリックすると現在位置や軌跡が解ります。
左下のSFCクリップをクリックすると筆者が月刊で書いてるエッセイが読めます。
これまでの旅行記は左のカテゴリーをご覧くださいませ
真下のランキングをクリックすると筆者のサービス精神に火が付きます。
by 190cm | Comments(2) | Category [亜細亜]
Comments
はじめまして♪
いつも楽しみに読ませていただいてます。
久々に開いたら、インド・カルカッタ・マザーテレサ!
正に私が次に一番訪ねたいと思っている所が写されていたので、ついコメントしてしまいました。
30過ぎてやっと自分を創り出そうとしている私には、190cmさんは尊敬の的☆
お気をつけて、まだまだいってらっしゃ〜い!
by あき at 2006年11月28日 00:37
あきさん>コメント有難う御座います。
インド、カルカッタ、マザーテレサ。日本人の方もボランティアにやってくる事が多いそうです。日本人のシスターさんもいらっしゃるそうです。
私が行った時は来館時間外で入れなかったのですが、見学やお祈りの参加も可能らしいです。
190cmは自分を作ろうと割りと動いている気分ですが、実際は、人間の個は周りの環境に影響され揺れ動く一種の化学反応、蝋燭の炎みたいなもんじゃないのかな、とも思ってたりします。
もしそうだったとしても、自律して生きて生きたいと願う心は必要なはずですが。
by 190cm at 2006年11月28日 22:53
![[clear]](http://www.190centimeter.com//images/clear.gif)





